Chill Playlist「朝陽」
「朝陽」は景山奏さんのソロ・プロジェクトであるTHE BED ROOM TAPE とのコラボ曲です。
僕らはリモートでその風景の共有のための音作りの確認をたくさんしました。そのやりとりも思い出深いです。
都会とも、そして自然とも、どちらとも調和できるものであればいいなという想いでした。
また、景山さんの所属するバンド、nabowaからメンバーである山本啓さん演奏のヴァイオリンが包み込むような優しさを曲にもたらしてくれています。
啓くん、ありがとう。
今回はこの「朝陽」という曲と共に、なんとなく一緒に聴けたら楽しいだろうなという曲をプレイリストにしました。
朝陽を構成する要素の部分部分から連想していく…みたいな感覚です。
曲の持つ風景感から連想する曲はThe Beatlesの「Mother Nature's son」。対して都会の中でホッと一息つくタイミングに聴こえてきそうなチル感もあるように思うので、大貫妙子さんの「色彩都市」、Dreams come true の「サンキュ.」、オノ・セイゲンの「マンハッタン」。
歌詞の側面からは、松崎ナオさんの「hello, goodbye」(「もしも君が僕より先にいなくなっても歌ってあげる」という歌詞であったり)、また、一青窈さんの「あうん」による力強い歌声であったりを一緒に聴きたいかなと選びました。
そしてアコースティックギターサウンドの美しさが分かる曲も入れたいなと思いました。景山くんが美しいガットギターを弾いているからです。
Triceratops和田唱さんによる美しいアルペジオが聴ける「Waiting For You」、その昔紅白で真っ赤なスーツを着て歌う姿を見て個人的に感銘を受けた藤井フミヤさんの「ネオン」(こちらも和田唱さんプロデュースによる曲ですね)。そして僕自身の楽曲「バニラ」も入れております。
また、米米CLUB「時の旅路」、ロン・セクスミス「Nowhere to Go」、Yuji Oniki「Houston」、Mad Season「All Alone」、武田鉄矢「少年期」、もう一度僕、長澤知之による「只今散歩道」、そしてElton John 「The Great Discovery 」。
この辺りもパパパッと連想する感覚で選んでいますが、洋邦区別なく入れていますが、言葉だけじゃなくそれぞれの楽曲が持つ個性は全く違うものですが、何か連なりを感じれたらいいプレイリストになっているのかなと思います。
次のLankumはダブリン出身のフォーキーな景色を持つグループです。ラフトレードからアルバムを出しています。
Hazel English の「Combat」。彼女も最近よく名前を聞きます。
BONNIE PINKの「It’s Gonna Rain!」。こちらは自然の中で雨のシーンを連想する曲を考えていた際に、安直ですがとあるアニメのエンディングテーマの風景が浮かんだので入れさせていただきました。好きなサウンドです。
そしてカーペンターズの「遥かなる影」を締めに入れています。
あなたの生活の彩りになるようなプレイリストでありますように。
▼Chill Playlist「朝陽」
長澤知之